海上の森・夢見る山から愛・地球博


 瀬戸蔵ミュージアム


■ 瀬戸蔵ミュージアム

愛知県瀬戸市蔵所町1番地の1 「瀬戸蔵」3・4階
tel.0561−97−1555
http://www.city.seto.aichi.jp/organization/sangyo/center/index.html


愛・地球博にあわせるように2005年3月に複合施設・「瀬戸蔵」がオープンした。
1階 エントランス 店舗(飲食・店舗) 総合案内 事務室
2階 瀬戸蔵ミュージアム つばきホール 市民ギャラリー
3階 瀬戸蔵ミュージアム 交流ラウンジ 特別会議室
4階 多目的ホール 会議室
5階 立体駐車場
市民も観光客も訪れる、街づくりの拠点と位置づけられている。

瀬戸蔵ミュージアムには、江戸東京博物館や、川越市立博物館のような、丸ごとはめこみ式の展示がある。
『尾張瀬戸駅』は、2001年に解体された駅舎を再現。「瀬戸電」の古い電車も置かれ、おばさん2人がやさしい気持ちになってニコニコして腰かけている。
『せともの屋』は、店先にせとものを置いた商店街の雰囲気を再現し、レトロな感じがいい。

ここでいちばんおもしろかったのは、順路の最後にあるモロ=陶房の再現展示。
モロでは、1個のモーターの動力を次々に伝えて、土を練る機械や、形を作るのに必要なロクロなど、複数の機械を動かしている。
また土を練るのは暗い位置に、絵付の作業は明るいところに置くといった、合理的配慮が行き届いている。
壁の一部をスクリーンにして、解説のCG(コンピュータ仕掛けの映像)が現れるのだが、それと現物の展示が同期して動く。
プロペラが回って、床に落ちた影もクルクル回ると、宮崎駿の映画の中にいるみたいだった。
万博の映像装置のようなスペクタクルなものではなく、静かに仕掛けられている感じなのだが、じわっとうれしくなってきてしまった。
閉館時間が近づいていて、そろそろ疲れてきてもいたし、あぶなく通り過ぎてしまうところだった。
静かな仕掛けだけに、ここの面白さに気づかずに過ぎてしまう人も少なくなさそうで、惜しいと思ったり、なんとかくふうはないだろうかと思ったりもした。

          ◇          ◇

ほかに、瀬戸の焼き物について、ビデオが要領よくまとめてあって、勉強になったことと、壊れ物を展示しているのに、展示物を囲う箱も、何段にも重ねて置く棚にもガラスを多用していて、あえてタブーに挑んでいる(危険を冒してスリルを楽しんでいる)と感じられるほどだったのが印象に残った。








■ 蔵所

愛知県瀬戸市蔵所町1番地の1 「瀬戸蔵」1階
tel.0561−85−4166

今夜は瀬戸市泊。
「瀬戸蔵」の1階の食事どころで夕食にした。
瀬戸焼の窯場(モロ)をイメージした空間で、実際に窯状のしつらえをしてあり、中にも席があり、食事ができるという。
ちょっと惹かれたが、夕暮れの街の景色を眺められる窓際の席にした。
生ビールを飲みながら、地鶏の直火焼き定食。計2000円くらい。
おいしかったし、店の人もとても感じがよかった。
いい1日の終わりになった。


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