11月第2週(2) 北十間川から平成中村座「法界坊」


東京都美術館に朝一番で入って「フェルメール展」、上野駅に戻るついでに国立西洋美術館「ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情展」、東京都現代美術館に移動して「ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力展」を見た。
現代美術館前のバス停から業平橋に向かい、新東京タワーの工事の進み具合を眺めた。

● 枕橋茶や
東京都墨田区向島1-2-1 tel. 03-3623-7636
http://makuracha.exblog.jp/

北十間川は、旧中川と隅田川を結んで東西に流れている。墨田区役所の脇で隅田川に合流する手前の橋が枕橋で、そのすぐそばに茶屋ができた。
川のそばともいえるし、東武伊勢崎線の高架線路下ともいえる位置で、おもしろい。

コーヒーを飲んでひと休み。
前はラーメン屋だったのを改装して、天井を広くとった。梁がむき出しになり、天井の曲面も見えている。
顔なじみらしい小学生がカバンを置いて遊んでいる。
店の外に出てふりかえると、上の線路の柱も古めかしい。

■ 平成中村座「隅田川続俤 法界坊」
  
(すみだがわごにちのおもかげ ほうかいぼう)

言問橋を歩いて隅田川を浅草側に渡り、浅草寺の北側に作られた仮設の小屋、平成中村座で歌舞伎を見た。
舞台を除く3方を2階席が囲んでいる。
2階席の舞台から正面は4人分のお大尽席。
30分の幕間には、入口そばの売店で買ってきた弁当を食べた。これも歌舞伎の楽しみのうち。

中村勘三郎が演じる法界坊が破れかぶれの勢いで、客席とのアドリブも入れて大衆芸能の楽しさはこういうものだ!−というふうにたっぷり堪能させてくれる。花吹雪が舞うラストまで思いきりやった充実感にあふれていた。

フェルメールで始めて勘三郎で締めくくった楽しい1日だった。