3月第2週 工場でアート+川の再生現場+ピンク・フロイド    


■ KAWAGUCHI ART FACTORY
   背徳☆冒涜☆パラダイス
   林聖姫展 Rim Songhi Exhibition

埼玉県川口市元郷2-15-26 日本金属鋳造工業株式会社
tel. 048-222-2369

http://www.art-kouba.com/

京浜東北線で荒川を渡るとき、東に、一枚板をのせた特徴がある形をした高層マンションが見える。KAWAGUCHI ART FACTORY に一度行きたいと思っていたが、行ってみると、そのマンション、エルザ・タワーの隣だった。広い敷地に起伏のある庭を作ってあって、いいマンションだった。

KAWAGUCHI ART FACTORY は、廃工場の転用なのかと思っていたが、稼働中の工場の一部をアトリエやギャラリーにしている。僕は自分の住まいを建てるときにも、設計者に「工場か倉庫みたいのがいい」という注文をだしたくらいで、こういうのってそれだけでうれしくなってしまう。

展示は4つのギャラリー全部を使う大がかりなものにする予定だったらしいが、事情があってまだ一部しか見ることができなかった。

■ 川の再生現場見学会
埼玉県県土整備部水辺再生推進室

埼玉県の事業で『水辺再生100プラン』というのがあり、平成20年度から2年で、確かに変わったと目に見える成果を実感できる地点100カ所を整備する。
その工事の現状を見学するバスツアーに参加した。
川口りりあに集合し、
1.芝川
2.藤右衛門川 (工事の都合で車中からだけ)
3.東京葛西用水
4.元荒川 (神明工区)
と回って、武蔵野線南越谷駅で解散した。
途中で、「道の駅あんぎょう」と、「グリーン・マルシェ越谷市農産物直売所」に休憩に立ち寄る。買い物もできて楽しいツアーだった。

芝川の工事現場は青木水門から歩く。
川口オートレース場の擁壁に沿っている。
もともとこの旧芝川は、青木水門で水の流入を止め、この先の水門も閉めて流れない川にしてあるのだがら、基本的に汚れるしかない川。それをきれいにするのだから、たいへんなことで、いろんなしかけをしてあった。
(写真右:水面に浮かぶ浮き状のものの下には、汚れを吸着させる炭素繊維を吊り下げてある。

芝川ほど極端でなくても、もとは田畑の中を流れていた川や用水が、周囲が都市化したために生活排水が流れこんで汚れるという構造は、各地に広く共通しているから、根本的、大がかりな事業になる。

4月には熊谷図書館の近くで、成田用水に沿って暮らす人たちが作品を公開する「川沿い作品展」があるのだが、そのすぐ下流地点、成田小学校付近も事業の対象になっているので、近いうちに見に行ってみよう。

■ 川口リリア PINK FLOYD SPIRIT
http://www.tate.jp/offTheWall/index.html

ピンク・フロイドに心酔するアーティストがバンドを組んで、ピンク・フロイドの曲を演奏する世界ツアーが日本にもやってきた。
体に直接に物理的衝撃が届いてくるほど大音量のコンサートは久しぶり。
友人、池亀芳彦が生きていれば、一緒に行かずにはおかなかった。
箱根のコンサートで、ドラムのスティックが折れて、照明のなかをきらきら舞い上がっていったことを話してくれた。
僕もファンになり、代々木のプールで豚が空中にいるコンサートに一緒に行ったりした。
まさにWish you were here。
ゆったりとたうとうような旋律。高みに連れ去られる感覚。
遠からず連れ去られた先で、カメさんに会うことになるだろう。

One of these days
Dogs
Time / Breath
L to fly
Echoes
Money
Hey you
Run
Shine
Young lust
Us and them any colour
Brain damage / Eclipse
Intros
Gig
Wish you were here
Brick
encore: Comfortably numb

当日の演奏曲のタイトルを眺め直すと、また感動がよみがってくる。全17曲。ベスト・アルバムを生のコンサートできくふうだった。