2011年11月第4週 波久礼の金太郎から寄居の金太郎へ


● 金太郎(波久礼駅前)
http://kintaro890.com/

秩父鉄道波久礼駅から国道140号を渡ってすぐ向かい側にある、倉庫の中のレストラン。
ランチにトマトのスパゲティを選ぶ。
前菜、サラダ、ミニピッツァとでてきて、ようやくトマトのスパゲティ。これにコーヒーがついて1050円。しかもおいしい。
それに店で働く若い人たちが、ひたむきで明るく気持ちがいい。

20年前から計画された道路拡張工事が始まるので年末年始の営業で終了という貼り紙があった。
埼玉県立自然の博物館にいた頃、来客をここにたびたび案内した。味もいいし店員さんもいいし、安心して連れて来られたし、外れたことがない。
他に移って営業は続くようだが、車も入ってしまえる大きな倉庫という舞台装置がなくなるのがとても惜しい。

倉庫を改造したレストラン 倉庫の中は広い
この黒い穴に入ると・・・ 車が何台も並ぶスペースがあって、その奥に店がある

■ 埼玉県立自然の博物館
http://www.shizen.spec.ed.jp/

坂道を上がって旧・寄居養護学校に向かう。
途中に「西行戻り橋」がある。(写真左)
ここで西行が子どもに謎をかけられ、解けなくて戻ったという伝承がある。
埼玉県立川の博物館にいた頃、炭焼きの窯を壊すので大量の土がでることになった。それを使った作品を作ってもらえるか深谷に住むアーティスト、古郡弘さんに相談した。このあたりの伝承に想を得た構想案のスケッチが2つ作られたが、その1つがこの「西行戻り橋」だった。(写真右)

今の西行戻り橋はコンクリート製 古郡弘「西行もどり橋」構想図
西行の伝承があるが、今はコンクリートの橋が架かる。 古郡弘さんのスケッチ。実際に作られれば人が歩けるスケールになる。

長瀞にある埼玉県立自然の博物館は、改修のため、旧・寄居養護学校に移転してきている。大きな岩石標本まで高台に移転するのでたいへんだったようだ。
旧知の人たちが、いかにも学校の職員室というところに揃っているのが、目に新鮮な風景だった。
最近埼玉県立熊谷図書館の事業として『川沿い散策マップ』というのを作ったが、博物館の人からも教えてもらったことがあるので、お礼と届けにあがった。

旧・学校は、低い山の中腹にあって、眺めがいい。
寄居から皆野に抜ける高架の有料道路。
遠くで銀色に輝く半球は小川げんきプラザのプラネタリウム。
この南向きの斜面には、午後の日が当たって温室のように暖かい。
博物館は休館しているが、美術館などで出前展示をしたり、秩父がジオパークに指定されたのでたくさんのイベントがあったり、忙しそうだった。

■ 埼玉県立川の博物館
http://www.river-museum.jp/

ここも元いたところで懐かしい。
『川沿い散策マップ』の起点の六堰頭首工に初めて行ったのは、ここのボランティアの人たちの見学会に加えてもらってだった。その『川沿い散策マップ』をこちらにも届ける。
埼玉県立自然の博物館の庭にかえでを21種植えるプロジェクトが進行中だった。

寄居町立図書館で雑誌を眺め、稲葉菓子店で駄菓子をいくつか買う。夫婦ともお元気。

● 喜楽
http://kiraku-yorii.co.jp/

今日の主目的は、ここで岩田省三さんと米山士郎さんとが僕のために開いてくれたお疲れ様会。
ビールのあとは女将の眞紀さんの故郷の焼酎、天草。
料理は相変わらずしみじみとおいしいし、最後のそばも一級品。
岩田さんの桜プロジェクトが順調に進行していることや、寄居の将来像など語って盛り上がる。
人生のひと区切りにこんなふうにいい一夜をもてたありがたみに浸る。

● 金太郎(寄居駅前)
http://kintaro890.com/

岩田さんは駅近くの自宅に帰られる。
米山さんと寄居駅に着いたら電車が出たばかり。次まで40分ほどある。
今度は寄居駅前の金太郎に入って軽く飲んで、ラーメンを食べる。喜楽で十分満ちてきたのに、まだとてもおいしい金太郎のラーメンもすごい。

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