鬼怒川・小貝川から「もりや学びの里」・間宮林蔵記念館 ・
県南総合防災センター・東京藝術大学大学美術館取手館



 1  もりや学びの里 (鬼怒川−利根川への合流点 ) 


茨城県守谷市板戸井2418
tel. 0297−48−0525
アーカス  守谷市


鬼怒川は茨城県守谷市で利根川に合流する。
その合流点から3キロほど上流に、鬼怒川にかかる最後の橋である滝下橋がかかっているが、その近くに「もりや学びの里」がある。

1890年創立の大井沢小学校(当時は尋常小学校)が新校舎に移転したあと、旧校舎が生涯学習施設に転用された。
講座室、調理室、創作工芸室、小さな郷土資料室などがある。

一部は茨城県と守谷市が共同するアーカス事業に使われている。
アーカス事業は、アーティスト・イン・レジデンスで、外国や国内のアーティストが一時期滞在して、アーティスト同志の交流や、自分が育ったのとは異なる地域文化にふれて、創作の糧とするもの。
1995年から実施している。
(1994年にもプレ事業が実施され、この頃は旧大井沢小学校の校舎を使ったことになるが、その後、1996年に生涯学習施設としての「もりや学びの里」として整備された。)

アーカス事業が始まった頃、僕は埼玉県立近代美術館のアーティスト・イン・レジデンス事業に関わっていた。
埼玉の事業は、1995年川口市、1996年大井町、1997年北本市、1998年秩父市、1999年越谷市と、場所をかえて実施された。
あちこちに種をまこうとする計画で、市町で独自に続けようという動きがその街での開催直後はあったが、今まで続いているところはないようだ。
その点、茨城県の守谷1カ所拠点方式は、継続する、浸透するという意味で、いい選択だったと思う。
小学校跡というのも、手頃な大きさ、なじみやすい風景で、この事業には適していた。




いわば同業だったので、ここには何度か来ているが、アーティストが滞在するのは例年、夏以後なので、春には初めて来た。
桜が咲いて、いかにも元小学校の風情。
今年のアーティスト・イン・レジデンスは準備中(募集中)で、まだアーティストはいない。
旧校門のそばに二宮金次郎像があり、低い鉄棒があり、懐古的気分をそそられる。
  (2004.4.3)


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