鬼怒川・小貝川から「もりや学びの里」・間宮林蔵記念館 ・
県南総合防災センター・東京藝術大学大学美術館取手館



 2  守谷中央図書館


茨城県守谷市大柏937−2
tel. 0297−45−1000
http://www.lib.moriya.ibaraki.jp/
設計:三上建築事務所・三上清一


もりや学びの里」から、小貝川に向かう。
もりや工業団地に入り、アサヒビールの工場の大きな塔を見上げて、常磐道を越えると、市役所があり、中央図書館がある。

正面は、小型の、ごくありきたりの表情をしている。
横にまわると、ゆるい孤を描く壁がある。パンチングメタルで、いくらか内外の視線がとおる。
壁は途中で切れていて、外壁というより、建物の表皮が2枚あって、1枚が離れていき、間が中庭になったように作られている。
図書館の窓からの眺めが退屈だったり、猥雑だったりすると精神の集中を欠くことになるから、外の条件がよくないときには、こうして外皮を作るのはいいやり方だと思う。




1階:児童書
2階:エントランスホール 受付
3階:吹き抜け部分を囲んで円形通路がある。書棚も円形に配されている。青い円い天井に、青木淳の「水の駅 ビュー福島潟」を思い出す。
( → [ 豊栄市の4 水の駅「ビュー福島潟」] )

円形の閲覧室の使い勝手はどうかな?と思ったのだが、3階の円周通路と天井は円形だが、閲覧室そのものは方形で、とくにかわった配置ではなかった。

2階にたたみの和室があるのが珍しいと思ったが、ここを使ってる人は見かけなかった。児童書は下の階だし、ここで仲間どおしで話したり、食事したりもできないから、実際の使われようはあまりないのではないか?
閲覧机が、ここでも書架のすき間にばらまかれている。散歩の途中で、ちょっと立ち寄って本をめくってみる−というくらいにしか、図書館の利用のしかたを考えられていないようなのが、やはり不満に感じた。

隣にどこかの女子短大のような塔つき市庁舎がある。
アーカス事業を始めた頃は、まだ「守谷町」だったが、2002年2月2日、茨城県内22番目の市として「守谷市」になっている。
2005年につくばエクスプレス(常磐新線)が開通すると、茨城県側の最初の駅になる。常磐道のインターチェンジも近く、街に勢いがある。

市にふさわしい庁舎と図書館を作ったようだが、旧市街からは遠い。
やまゆり号というバスが3台駐車していたのが、市の新旧地域を結ぶ役目を負っているようだ。



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