高麗山から平塚市美術館・茅ヶ崎市美術館


高麗山(こまやま)(168m) は、平塚市街地に近く、のどかな散策路。太平洋の眺望を得られる。
平塚市美術館・茅ヶ崎市美術館は、湘南地域に新しくできた美術館。ふらっとでかけて、ひとまわり見て、コ−ヒ−でも1杯。


1   高麗山 

 平塚市美術館  

 茅ヶ崎市美術館 




所要時間:平塚駅−(バス25分)−花水−(徒歩2時間)−大磯駅




1   高麗山 


平塚駅北口を出るとバス路線の機械仕掛けの案内がある。停留所の名前を入力すると、乗り場、行き先、現在時から3本の発車時刻、料金が表示され、印刷もできる。現在時ではなく、たとえば「2時頃の発車時間を調べる」というようなこともできる。さすがに東海道で、長野とか群馬とかの山らしい山へ行くときには、これほど便利なシステムは期待できない。
交通の便がいいし、険しいような道でもないので、高所恐怖症の妻も今日はいっしょ。

花水バス停でバスを降り、そのまま少し進んで右手の高来神社(たかくじんじゃ)に向かう。鳥居の先の両側に小学生くらいの高さの台が並んでいて、電気の配線が伸びている。初詣の用意らしい。(行ったのは12月中旬)
神社を突き抜けて裏手に回ると、右女坂、左男坂。楽なほうを選んだつもりで右に行ったが、階段が多く、けっこう急な坂だった。
山道を行き、途中で平塚市街から海までの眺めが開けるところがある。たいした高さではないが、広い海が見えると、おお!という感じになる。

階段を上がると高麗山
木々に囲まれていて、神社の境内のような雰囲気のところ。ベンチがあり、おじさんが1人休んでいる。
次に少し先に八俵山(やたわらやま)があるが、ここも山頂という感じではなく、山道の一部が開けたところといった感じ。
のどかな道を歩いて行く。山道というよりほとんど散歩道なので、ときおり行き交う人は老夫婦が多い。「わたしたちがいちばん若いね」とか話しながら歩いていく。
水仙が咲いている。2か所あったろうか。彼岸花自生地があってロ−プで囲われている。今は咲く季節ではないが、秋も楽しそう。

浅間山(せんげんやま)は、前の2つよりは山頂らしくて、ミニチュアのような鳥居がある。

またしばらく歩いて湘南平に着く。TV神奈川の塔がある。反対側から車道があがってきている。駐車場には屋台があるが、今日は休業中。あたりを猫がうろついている。このあとキャットフ−ドの缶が落ちているのも見た。
赤瀬川原平「じろじろ日記」によると、「路上観察学会の定説では、猫の住みやすい町は人も住みやすい」とある。山の上の駐車場を猫がうろうろしていたり、道に餌の缶が落ちているのは、猫にとってはどういうことなのだろうと考えてみるが、結論がでない。
の木がある。春も楽しそう。
* 赤瀬川原平「じろじろ日記」ちくま文庫1990

展望台に上がる。足下の涼しそうな階段で、高所恐怖症の妻は途中までで進めなくなるが、途中からでも広い海が見渡せる。いちばん上まで行くと360度の眺めが広がる。
展望台の途中の階で昼食にする。少し風があるが、ほとんど寒さを感じないくらい。雲間から太陽の光がドラマチックに海面に降っている。

大磯駅に向かって下る。途中に身長をこえる大きな樽があった。こういう地域で何をするためのものかわからない。

山道が終わって舗装路にでる。(写真:右の石垣上の道が湘南平から降りてくる道)
まだ傾斜地が続く。敷地の広い、豪華な住宅や別荘が並んでいる。すごいねを連発しながら歩く。「あなたもこのへんの1人娘と結婚したらよかったのにね。」とか、しょうもないことをしゃべっている。
東海道線の地下道をくぐってから左に折れて大磯駅に向かう。線路沿いに質素な商店が並んでいる。小さな豆腐屋があったり、「1時まで昼食です」の紙をだして昼休みしている美容院があったり。
大磯駅はこじんまりした駅で、東海道もこのあたりまでくるとのどかでいい。

上りの電車に乗ると、さっき歩いた湘南平の塔が見えた。
美術館に寄る。妻は桜木町で買い物。横浜駅の地下の有鄰堂書店で待ち合わせて、夕飯にしゅうまいを買って帰った。



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