仙元山から山口蓬春記念館・神奈川県立近代美術館 葉山


仙元山(118m) は、三浦半島の西海岸の付け根にある。何度か海を見下ろしながら行く。歩きやすい身支度をすれば、ほかに山を歩く装備も特に必要ないくらい、気楽な散歩ができる

山口蓬春記念館は、日本画家・山口蓬春の自宅兼アトリエに作品を置いて公開している。なだらかな斜面の中腹にあって、緑に囲まれた絶好の立地。
仙元山からは、葉山しおさい博物館を経て山口蓬春記念館まで、歩いていける範囲にある。
アトリエは吉田五十八設計。記念館は大江匡/プランテックの設計(改装)。

神奈川県立近代美術館 葉山」が、2003年10月、三浦半島の西の海岸、葉山しおさい博物館に隣接して開館した。


 仙元山
 葉山しおさい博物館
 山口蓬春記念館
3-2     山口蓬春
3-3     吉田五十八
3-4     吉田五十八の建築をみる
3-5     大江匡の建築をみる
3-6     山口蓬春ほかの生没年
 神奈川県立近代美術館 葉山




1   仙元山 



風早橋バス停   0:00
逗子駅下車。2番乗り場で風早橋を通るバスに乗る。
桜山隧道(かなり長い)を抜けると風早橋バス停があり、ここでバスを降りる。
次の葉山隧道に向かって歩き、信号を右に入る。
角にパン屋さん「ボンジュール」がある。とてもおいしい人気のパン屋さんなので、山に行くのに、ここで食料をしいれてもいいし、逆コースにして、こちらに降りてきて、ここでお茶にしてもいい。

写真:正面が葉山隧道。そちらに向かって歩き、信号を右折する。




すぐにまた信号があり、左に戻る方向に折れて上り坂を行く。簡易舗装のやや急坂。振り返ると、もう相模湾が見えている。いい天気で海が青い。海の見える坂には、それだけで心ひかれる。

写真:正面に見える坂を上がっていく。

教会       0:17   坂を上りきったところに日本基督教団葉山教会があるが、左に細い山道が伸びている。


仙元山      0:28 10分ほど歩くともう仙元山の山頂に着いてしまう。ベンチ、石碑、トイレがある。
桜の枯れ枝のあいだから森戸海岸が見える。海の向こう、中央に富士がある。空気がかすんでいるので富士が宙に浮いているように見える。江ノ島や、こちら側の浅瀬も見える。桜の頃までがいい時期で、そのあとは葉が茂って展望が限られそう。
こんなに簡単に上がれるなら、鎌倉の八幡宮に初詣でに行ったついでに寄れる。正月なら空気も澄んで、いい眺めだろうと思う。


葉山町1級基準点
          0:45
尾根道を行く。軽い登り降りの連続で、楽しく歩けるコ−スだ。暖かな南の海沿いの道には、葉が小さく、厚く、光を反射する種類の木が多い。
グランドの脇を通り、急な階段を、たちつぼすみれの青紫の小さな花をかぞえながらあがりきると、4個の石に囲まれて「葉山町1級基準点」の銘板が埋め込まれている地点にでる。木立に囲まれて展望はない。暖かい日で、セ−タ−を脱いで歩いても汗をかいた。


見晴らし地点 1:00

  
さらに行く途中、枯れ枝の先端から隣の木の枝に飛び移る小動物を見かけた。リスだろうか。空ではヒュルルルとトンビが飛んでいる。
ごみの消却施設の脇を抜けていくと、見晴らしのいい地点にでる。一色海岸や御用邸方面を臨む。道ばたの木に腰掛けて軽くひと休み。


花ノ木公園    1:10

人家が近くなり、寺の脇を通ってさらに下ると花ノ木公園の左側の道に出る。交差点になっていて、「葉山町役場入口」の信号がある。(逆コ−スを行くときは、花の木公園の右脇の道を上がって行く)。
市街に近い山だが、ほとんど人に出会わず、静かなハイキングを楽しめた。

写真:右手に花ノ木公園がある。






しおさい公園 1:30

仙元山を降りてから葉山しおさい博物館までは、役場前からバスもあるが、たいした距離でもなさそうなので歩いてしまう。役場付近にあった案内板には「あじさい公園1.5km」とあった。
一色海岸方向に歩いていくと、葉山御用邸につきあたり、T字路を右折。
黒いゴムの服を着てサ−フボ−ドを持った男が自転車で走り抜けていく。けさ東京駅ではスノ−ボ−ドをもつ人たちを見かけたのだが、さすが南の海辺。
しおさい公園の中に葉山しおさい博物館がある。
庭を抜けると、海のすぐ近くにでて、名前のとおりのしおさいが聞こえてくる。
仙元山を歩くには予想以上に時間がかからず、用意してきた弁当を食べる間がなかったので、ここのベンチで昼食。今日は東京駅で買ってきた梅しそ弁当。


山口蓬春記念館
1:45
山口蓬春記念館へは、しおさい公園からバス停2つだが、ここも歩いてしまう。15分で着いた。
ここでは展示を見たあと、セルフサ−ビスの緑茶を外の椅子でのんびりいただく。スチ−ルとガラス製の風除けがあり、屋外だが暖かい。

三ケ丘のバス停で逗子駅に戻るバスを待っていると、長靴で歩く音がして、鉤のついた棒を持ち、ス−パ−の袋に収穫した昆布を入れたおじさんが歩いていった。これから1杯やるところか。
手頃ないい山と、公園と、美術館と、海があって、葉山町民はしあわせ!

*コ−スタイムは登山口からその地点までの経過時間。ただし、休憩時間を除く



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