弥山・出雲大社から手銭記念館・松江北堀美術館
+菊竹清訓・高松伸その他の島根のミュージアム



 6  島根の高松伸のミュージアム 
6-1    メテオミュージアム   


島根県松江市美保関町大字七類
tel.0852−72−3939
設計:高松伸/高松伸建築設計事務所。1995年。


島根半島の北側、隠岐にわたるフェリーの発着所と兼ねて、ミュージアムや、海の水を利用した温水プールや、サウナ、ジャグジーバスなどをそなえた施設があり、全体をメテオプラザという。
フェリーターミナルは必要としても、人口密度が低い地域に温海水プールやサウナなどを作っても、経費がおそろしく過大にかかっていると思う。
別棟に500席のメテオホールもあるが、これも、この地に必要なものだろうか、あるいはこの地で支えられるものだろうか。

ミュージアムは、1992年12月の夜に、近くの人家に降ってきた隕石をめぐって作られた。
大画面の映像の部屋。
暗い部屋の中心に隕石を浮かせて照明をあてた部屋(まさにスター!)。ここが外観で特徴的な円錐の底。
最後の部屋には、隕石が落ちた家の模型がある。隕石の落下の軌跡が示され、穴があいた畳や板壁なども展示してあって、落ちた状況をリアルに再現している。
あとは、別なところに落ちた隕石や、解説があるが、ふつうの会議室にパーティッションを立てたような展示で、ミュージアムを名乗るにはたよりない。

外観は幾何学的で、大胆で、とくに船が港に近づきながら目に入ってくるときなんか、かっこいいだろうと思う。
でも、内部は、デザインにも、そもそもの機能にも、その質にも、ずいぶん疑問を覚える建物だった。













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