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 7  出雲 ・ 松江の旅
7-1    小泉八雲   


□ 小泉八雲記念館
松江市奥谷町322 tel.0852-21-2147
(1930年代に山口文象が設計した記念館があったが、現存しない)

□ 小泉八雲旧居 
松江市北堀町315 tel. 0852-23-0714


松江といえば小泉八雲が思い浮かぶが、54年の生涯のうち、1年とちょっとしかいなかった。
小泉八雲は、ギリシアに生まれ、アイルランド、イングランド、フランス、アメリカを経て日本に来た。横浜に着いたあと、松江、熊本、神戸、東京に住み、ほかにも各地を旅行して、よく移動した人だった。
それでも、松江はよほど深い印象が残ったようだ。

1850 アイルランド出身の陸車軍医チャールズとシチリア島生まれのローザ・カシマチの子としてギリシヤのリュカディア島に誕生
1890.4/4 横浜港着 島根県尋常中学校及び尋常師範学校に職を得て8/31松江着
1891. 2月 小泉セツとの生活を始める
       (正式な結婚は1896年)
   11月 熊本の第5高等校に転任
1896 日本名「小泉八雲」に改名 帝国大学文科大学の講師に招かれ上京
1904年 狭心症で逝去 雑司ケ谷墓地に埋葬(法名「正覚院浄華八雲居士」)


      ◇


□ 国立国会図書館国際子ども図書館
東京都台東区上野公園12-49
tel.03-3827-2053(代表)
http://www.kodomo.go.jp/


小泉八雲の54年の生涯のうち、最後の8年ほどは東京帝国大学と早稲田大学で教えるために東京にいた。亡くなったあと、教え子であった詩人・土井晩翠が、師を偲んで建てた記念碑が、上野の子ども図書館の敷地内に寄贈されてある。

子ども図書館は、古い建築をリニューアルしたもの。
1906年にレンガ組積造で明治期の工事、1929年にコンクリート造の昭和期工事が行われ、旧帝国図書館(1947年に国立国会図書館支部上野図書館に改称)として使われていた。
1996年、リニューアルにあたり、プロポーザルで日建設計の免震レトロフィット工法が採用されたが、増築部分の設計に安藤忠雄建築研究所が加わって完成し、2001年に部分開館、2002年に全面開館した。

旧館のルネサンス様式の重厚さと、増築部分のガラスを多く使った新しい工法の透明な明るさが対照的に引き立てあっていて、とても居心地がいい空間が作られている。
松江のカラコロ工房と同様、明治期建築と平成期建築は、とても相性がいいようだ。









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