越前岳からビュフェ美術館・井上文学館



ビュフェ美術館に行く(+井上文学館)


静岡県長泉町スルガ平
  JR三島駅南口 富士急バス「駿河平」行き「文学館・美術館」下車5分
  無料送迎バス
  (どちらも本数が少ないので、要確認)
10-18(4-8月) 10-16:30(11-1月) 10-17(9.10.2.3月)
休館:水曜(その日が祝日の時は翌日) 12/26-1/7
tel.0559-86-1300 fax.0559-87-5511 ビュフェ美術館
tel.0559-86-1771 井上文学館
http://www.clematis-no-oka.co.jp/
(ビュフェ美術館と井上文学館は、広場をはさんで向かい合っている)


三島からビュフェ美術館のあるスルガ平に向かうと、平ではない、坂道を上がっていく。スルガ平というより、駿河銀行平かと思うほど、駿河銀行関連の施設が多い。

小島伝記文学館・伝記図書館
1983年創設。伝記作家小島直記氏からの寄贈図書3,700冊と、内外の伝記・評伝1,000冊を収蔵し公開 0559-86-8006
岡野喜太郎翁記念社史図書館
1983年創設。内外の社史約4,600冊、静岡県・神奈川県の県史および両県の各市町村史と地方史の図書約1,200冊を収蔵し公開 (岡野喜太郎は駿河銀行の創業者) 0559-86-8006
尚古館(しょうこかん)
1975年創設。駿河銀行創立80周年記念事業として、創業以来の代表的な店舗などを移築・復元 0559-87-5420





駐車場に車を置いて美術館に向かう。一帯が公園になっていて、草の斜面にのんびりと休む人たちがいる。
広場をはさんで、美術館と文学館が向かい合ってあり、脇に屋外舞台がある。
ビュフェの巨大な蝶の彫刻のそばに、いすとベンチが置かれ、日覆いが影を作っている。
(美術館を出てから、ミュージアム・ショップで買ったコーヒーをここで飲んだ。気持ちいい。僕は朝早くに家を出て、新幹線に乗って、やっと着いたのだけど、近くに住んで散歩気分で来られたら素敵だ。)






美術館は菊竹清訓設計。中に三角形の展示室を置いて、その外を円形の回廊が囲んでいる。三角形部分の白い壁に大きなビュフェのサイン。

美術館の正面にはクスノキ。入口右手の壁に創立者・岡野喜一郎のことば。
「1人の天才の/才能を通じ/この大地に/文化の花咲く/ことをのぞむ/」

館内に入ると回廊から展示がある。三角形部分の白壁に日があたって独特の眺めを作っている。






回廊の1/2(ビュフェの小品)
  ↓
小展示室(同時期の画家たち 中でもデュフィとキスリングにしばらく立ち止まる)
  ↓
増築部の特別展示・版画展示

ビュフェこども美術館(「作品を離れて見る」のではなくて、さわったり、体験したり、遊びながら異文化や芸術について学べる、参加型=ハンズ・オンの美術館)
  ↓
小展示室まで戻り、三角形の中心の部屋に入る
天井が高く、3つの壁面に大作を展示してある。
1947年制作の「部屋」というような、寂しい、不安な作品−戦争から戻った若い岡野がビュッフェにはじめにひかれたのは、このような作品かと思われる。
  ↓
回廊の残りの1/2を通って出口(=入口)に戻る。






井上文学館

小さな広場をはさんで向き合って立つ井上文学館は、ビュフェ美術館とは全く様子が違って、和風の門をくぐって入ると、切妻屋根に白壁のシンプルな蔵のような展示館がある。
設計は、同じ菊竹清訓

井上靖(1907-1991)。
父は静岡の人。北海道旭川市に生まれるがまもなく伊豆に戻る。沼津中学校の頃、沼津市の妙覚寺に預けられていたことがある。沼津市名誉市民。
文学館も、岡野喜一郎(前スルガ銀行会長)が理事長となって1973年に創立。
井上靖も、芹沢光治良と同じく、毎年何回か文学館で文芸講話を開いた。

*[ 鷲頭山から芹沢光治良文学館・若山牧水記念館・K美術館 ] 参照

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