西なぎさから葛西臨海水族園・歌舞伎座


 葛西臨海水族園 


東京都江戸川区臨海町6−2−3
tel.03−3869−5152
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/
設計:谷口吉生1989


透明なガラスのドームの周囲が円形の池になっている。池の水面が海の水面と一体につながっていく眺めに、ほーと引き込まれる。

内部へは、ガラスの塔からエスカレータで下っていく。
水族館には、いつもわくわくする。
海の生物は、どうしてあんなにさまざまの色や形をしているのだろうと、何度行っても、どこに行っても、魅惑される。
陸上の獣だって、鳥だって、虫だって、いろんな色や形をしてるのだけど、水中の生き物には、とくに感心させられる。

鮮やかで華やかな熱帯魚。
一方で深海魚は色をなくしているし、砂にすっかり見間違えるような色と模様をした魚もいる。
リーフィーシードラゴンは、虫に食われた葉っぱみたいにちりぢりなかっこうをしているが、クロマグロは、水槽のガラスにぶつかったらゴンと音を立てそうな、がっしりと凝縮した固そうな体に力をみなぎらせて泳いでいる。

水の中をゆったりと泳いでいる魚を見ると、宇宙船のように思えてきて、「2001年宇宙の旅」なんかの映画を連想する。陸上の生き物は地球の引力に耐える構造をもつことを最優先にしているだろうけれど、水中の生き物は違う理念をもっていそうだ。
それが、ちょっとしたひれの動きや、尾の動きで、進んだり、方向を変えたりする。
ただそれだけのことにでも、つい見とれてしまう。



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