天狗岩から緑の森の一角獣座





天狗岩付近は、標高300-400mくらい。ゆるやかな登りと下りの繰り返しが続く、歩きやすいハイキングコース。
緑の森の一角獣座は、馬引沢峠下の廃棄物処分場に反対して、彫刻家・若林奮が作った庭。詩人・吉増剛造が名づけた。強制収用が決定されれば廃棄物に埋もれる。森の中に生きているうちに訪れたい。
(このコースは2000年4月13日に歩いた記録です)

*廃棄物処分場建設のための代執行が2000.10.10から行われ、緑の森の一角獣座も破壊されたと思われますが、記録の意味を込めてそのままにしています。
日の出の森・ホームページ参照
*[三室山から吉川英治記念館] は、このすぐ西隣のコ−スです。そちらもあわせてご覧ください。


 天狗岩  緑の森の一角獣座
     1 日の出の森−アニメまたはSFの世界 
     2 緑の森の一角獣座
     3 つましい生活
     4 日の出町アーチスト・イン・レジデンス
     5 若林奮と吉増剛造


諏訪神社 0:00
青梅駅からバスに乗ると、和田橋先の諏訪神社前にバス停がある。
左へ梅ケ谷峠に向かう道に行き、すぐにまた左に上がる道に入る。しばらくは舗装があり、人家がある。右手に竹の林があり、小さな沢が流れている。
舗装のない山道にはいっても、しばらくは道に柵などがあり、人のふだんの暮らしが及んでいる気配がある。
案内標識によれば、和田橋から天狗岩まで3.3km、馬引沢峠まで4.2km。

ほの暗い杉林に入り、かすかな水音を聞きながらゆるい登り道をいく。
道は何か所か折れるところがあるが、きちんとした道標があり、迷うことはない。
いかにも山道らしくなり、ウグイスやコジュケイや、たくさんの鳥の鳴き声を聞きながら歩いていく。

要害山 0:40
「直進 梅ケ谷峠」という標識のあるところをV字形に左に折れると、かなり広い平坦地が右手にある。
(降りるときにその端まで行って下をのぞくと、寺の山門が見えた。朱色の柱に瓦屋根がのっている。少し離れて仁王像らしいものが立っていて、寺を新築途中らしい。)
要害山という標識のある地点を通るが、ただの途中の1ピ−ク。

天狗岩 1:05
しばらく上り下りを繰り返すと、左に200mで天狗岩という標識がある。
そちらに折れていくと道はどんどん下っていくので、あれれと思うのだが、登りかえして地形の先端にでるので眺めが開ける。今までまったく見なかったのに、ここだけミツバツツジの紫色の花をつけた木が幾本かあって、展望地を飾っている。

赤ぼっこ  1:30
もとの道に戻ってから、やや行くと、また道から少しそれたところに赤ぼっこがある。標高410mとある。三等三角点で、木々の間にわずかに展望がある。マンションらしい高層の建物がかなり見える。
また元の道に戻り、鉄塔の足下を通過する。

日の出分岐 1:40
日の出町役場方面に下る道が右に分かれていくが、まっすぐ行く。
やがて右下の沢に廃棄物処分場が現れる。道沿いに柵がずっと伸びている。一部、黒いネットまでかぶせてある。

馬引沢峠 1:50
馬引沢峠は十字路。直進すると旧二ツ塚峠。右は、かつて大久野方面に降りられたらしい道が伸びているが、柵でさえぎられている。この道の先に廃棄物処分場がある。
峠はこれまでののんびりとした道と違って、工事現場のよう。立入禁止の標識が、山道には異様な景色をつくっている。
直進する旧二ツ塚峠への道から右にそれるようにして日の出の森への細い道がつけられている。

日の出の森 2:00
若林奮の「緑の森の一角獣座」を見たあと、来た道を戻る。

赤ぼっこの手前の鉄塔下の草にすわって食事にする。
暑くもなく、寒くもない。いい天気で、陽射しがちょうどいいぐあいに暖かく感じる。風が吹き抜けていく。処分場に堆積した焼却灰が飛ぶので、風の通り道でガンが多く発生しているという話をふと思い出して、廃棄物処分場はこの風上だったろうかと、地図を思い浮かべてしまった。

* 数字は出発点からの経過時間。天狗岩、赤ぼっこは道からそれるので、日の出の森まで直行すればおよそ1時間30分くらい。

戻るときは次のとおり。
日の出の森(0:10)馬引沢峠(0:20)日の出分岐(0:25)赤ぼっこ(0:32)天狗岩(0:45)要害山(1:15)諏訪神社

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