那珂川-博多の繁華街から離島航路の港へ

年末の12月半ばすぎに壱岐へ行ったことがあった。 博多港から船で行くのだが、前の日に博多駅近くのホテルを予約しておいた。 明るいうちに着いたのでリュックを預け、那珂川の河口まで歩いて向かった。

キャナルシティ博多
那珂川河口に南北に細長い中州があり、その南はじあたりにキャナルシティ博多がある。
ファッショナブルな店やレストランや映画館がはいった複合施設。
建物が断崖をつくっていて、谷間の割れ目の底にキャナルがあって、水があり、噴水が吹いている。
形と多彩な色とで、いかにも都市的な眺めに目が快楽を味わう。

博多川端商店街
那珂川の右岸、川に並行する博多川端商店街を歩く。平日金曜の昼間なのに、あちら行きにも、こちら向きにも、たくさんの人が歩いていて、とても活気がある。 祭りの日の仮店舗のような開放的なつくりのぜんざい屋があってひかれたが、ひとりでは入りにくくて通り過ぎる。

中州の北端
川端商店街を抜けてから、左岸へ橋をわたる。
橋の途中で左を見ると、中州の北端がある。

橋を渡った左岸に須崎公園があり、そこに福岡県立美術館がある。 2階のロビーのようなところで、名品解説のハイビジョン映像を見る。 4階に常設展示室があり、コレクションから動物をテーマに設定した展覧会を開催していた。
須崎公園から道を隔てた河口寄りに、ボートレース場があった。 駐車場に車が少ないから今日はレースがないようだ。

那珂川河口、博多ポートタワー
那の津大橋を渡って、また那珂川の右岸にでて、川沿いの道を行く。
歩いて行く先に、那珂川の河口と、博多ポートタワーが見えてくる。
対岸(左岸)にボートレース場のスタンドが見えた。水面をフェンスで囲ってあり、その向こうがボートが走るコースのようだ。 僕には河口にボートレース場があるのは初めて。
西から傾いた日射しがきてまぶしい。

博多ポートタワーから那珂川河口
那珂川の河口は博多ふ頭になっている。
博多駅からおよそ4km歩いてきた。 暮れにしては暖かい日で、知らなかった道をこんなふうに歩いてくるのは楽しい。
博多ポートタワーがあって、無料で展望フロアに上がれる。
明日はこの先へ船で出て、壱岐に行く。


那珂川河口、ボートレース福岡
博多ポートタワーから市街方向を振り返ると、こんな眺め。
さっき脇を歩いてきたボートレース場がある。(川は左上から流れてきて、右下が河口方向。)
博多ふ頭からは、博多駅行きと、天神行きのバスがあって、天神に寄り道してホテルに戻った。

飛行機から那珂川河口
壱岐をめぐったあと、また福岡空港から帰る。
左の窓側の席。
離陸してまもなく、見おろすと那珂川の河口がある。右に博多ポートタワーがあり、右方向が海になる。
ボートレース場に逆Uの字形に水の航跡が見えたのはレース開催中のようだ。 (ボートレースなんてなじみがないので、月曜日も走るのだろうかとレースのサイトを見ると、この月曜日が初日で土曜日まで開催されていた。 )
(2017.12)